地域の安全・安心を守るシンボルとして、お巡りさんにふんした犬のモニュメント「まもる君」が、ＪＲ加古川駅南側の交番前広場に完成し２５日、記念式典が開かれた。ハートのプレートを持った、愛らしいデザインに仕上がった。

　警察官友の会の協力団体で、交番と地域住民との交流に取り組む「交番花くらぶ」（武内香代表）が加古川市などの協力を得て設置した。

　この日は、神事の後、ファンファーレとともに除幕。樽本庄一市長や、原画をデザインした前加古川署長の西岡敏成・播磨方面本部長らが駆け付け、完成を祝った。

　モニュメントは「なでると安全・安心に暮らせるご利益がある」とされ、交番花くらぶは「防犯意識を再認識してほしい」としている。

（増井哲夫）